浮気を疑った時に、その疑惑に白黒つけるのが浮気調査です。特に浮気問題は夫婦間の深刻な問題ですから、事実がハッキリしない限り夫婦仲は悪化していくばかりです。
仮に「浮気してるでしょう?」と冗談交じりで聞くことはできたとしても、返ってくる言葉には信憑性がありません。
また、浮気の疑惑がはっきりしない限り毎日が不安との戦いになってしまう事でしょう。この状態が長く続いてしまうと疑心暗義になってしまい、旦那さんの行動すべてに疑いを持ち始めてしまいます。
この悪循環から抜け出すには浮気の事実をハッキリさせるだけです。


浮気と思った時にはっきりさせるのが浮気調査
本当に浮気しているのか?それとも勘違いなのか?それをハッキリさせて、問題解決に導くのが浮気調査です。
また、「離婚したいけど相手が離婚に応じてくれない」、そんな時にも離婚の材料集めとして浮気調査は必要とされます。
離婚、財産分与、慰謝料請求、子供がいるなら親権や養育費、浮気調査で得られた不貞の証拠をもとに優位に良い条件で離婚を成立させることが出来ます。
そして、浮気は一人でする事ではなく浮気相手がいて成立します。浮気相手に復讐したいと思う気持ちも当然あるでしょう。
浮気相手に慰謝料請求と言う形で復讐を考えた時、相手が不倫を認めなかったらどうでしょうか?
まずは慰謝料請求の前に相手に浮気を認めさせる事が先決です。浮気を認めさせるのに必要なのが「誰が見ても浮気と断定できる証拠」なのです。
証拠をもとにあなたが主導権を握って、優位に話し合いをすすめた方が上手くまとまります。浮気調査はその人の求める目的によって得られるものが変わってきます。
浮気調査の目的
- 夫婦の修復をおこない幸せな生活を取り戻す。
- 夫、浮気相手に謝罪、反省してもらいけじめをつけたい
- 子供の事を犠牲にしてまで離婚は考えられない...
- 優位に離婚して第2の人生を幸せに過ごす。
- 浮気したら絶対に許せないから離婚する!
- 浮気相手に復讐したい...
浮気調査は浮気の真実を知るため
浮気の理由
- なぜ浮気したのか?
- 本当に浮気しているのか?
- 離婚を考えているのか?
- 相手と一緒になるつもりなのか?
- 浮気相手は誰なのか?
- それとも性欲解消の遊びなのか?
浮気の真実や浮気の理由は浮気している当人しか知る由がありません。わからない事を知りたい気持は人の心理です。
それが一緒に暮らしている旦那さんの異性問題であればなおさらですよね。
わからない真実を知る事でこれからの夫婦の事を真剣に考える事ができます。
浮気調査の目的を明確する
浮気調査をする前にひとつ決めておく事があります。それは「もし、浮気が黒だったらどうしたいのか?」
夫婦仲の修復、離婚、離婚はしないで浮気相手に慰謝料請求する。目的を決めて前に進むことで浮気問題を終わらせてくれます。
どうしていいかわからない場合には1度修復を試みる事をおすすめします。浮気は一時の気の迷い、きちんと反省していい旦那さんになってくれればそれにこしたことはありません。
浮気の証拠能力は3年間有効ですから、3年間旦那さんにチャンスをあげてみてはいかかでしょうか。この様に浮気の解決方法は大きく分けると「修復」、「離婚」、「慰謝料請求」という3つとなります。
不貞行為の証拠がないと話し合いができない
浮気調査をする目的が夫婦の修復や慰謝料請求、もしくは離婚であったとしても相手が浮気を認めない限り話し合う事ができません。
特に浮気の場合は事実を認める事は少なく、ほとんどの男性は言い逃れをします。
もっとも、浮気相手との性交渉は密室で行われますから、なかなか性交渉があったことを証明する直接の証拠を得ることは難しいでしょう。
仮に決めての証拠を持たずに問い詰めたとしても、認めれば浮気相手にも迷惑が掛かる事から絶対に浮気を否定してきます。
相手が認めないからこそ「不貞行為の証拠が必要」になるのです。
自分でできる浮気調査の範囲
通常不貞の証拠を集めるには探偵事務所に依頼する事となるのですが、費用面を考えれば自分で何とかできないものかと考えてしまいますよね。
ここまで浮気の証拠について説明してきましたが、証拠を掴む難しさも実感されたのではないでしょうか?
浮気調査は相手に気付かれないようにおこなう事が基本です。相手に気付かれずに尾行や張り込みおこない、決定的な証拠を撮影するのはかなりのリスクとなるでしょう。
リスク配分を考えれば無理をせずに自分でできる範囲の調査をおこなう方が相手に気付かれにくく、有力な情報を得られる可能性があります。
証拠を掴むことは難しいのですが、ある程度の状況証拠であればあなたでも掴むことが出来るのではないでしょうか?
状況証拠でも内容が濃い物を数を多く集めれば、証拠の内容によっては弁護士を入れる事で不貞を認めさせることも出来ます。
自分で集められる状況証拠について
状況証拠とは直接的な不貞行為の証拠にならないもので、単独では不貞行為を決定づける証拠能力がありません。
単独では難しいのですが、その数を集める事で不貞行為を認めてもらえる場合があります。
例えば、浮気相手とのメールやlineで肉体関係があった内容のやり取り、浮気相手とのホテルでの2ショット写真、クレジットカードの明細にホテル料金が記載されていた等、浮気を疑ってからその状況を事細かく日記につけていた場合には、日記の内容と状況証拠を照らし合わせ浮気の裏付けを取る事もできます。
不貞行為があったことをうかがわせる事実を積み重ねることによって、不貞行為があったと認定してもらうことは可能でしょう。
その場合には弁護士にお願いする必要があります。少ない状況証拠だけで浮気を認めさせるには弁護士ならではの知識と経験があればこそです。
ただし、あまりにも状況証拠が少ない場合には、断られるか探偵の浮気調査をすすめられるでしょう。
状況証拠
- メールやlineのやり取りの写メ
- 携帯電話の発着信履歴
- ボイスレコーダの音声
- 浮気相手との2ショット写真
- ラブホテルのポイントカード
- クレジットカードの明細書
- カーナビの履歴
- ETCの履歴
- GPSの履歴
- 毎日の行動を綴った日記
参考記事
状況証拠から浮気相手の特定をする
浮気相手の特定
- 同じ職場の人なのか?
- 相手は既婚者なのか?
- 年齢はいくつぐらいなのか?
- 不倫期間はどれぐらいなのか?
- 浮気に積極的なのはどっちなのか?
「浮気相手に慰謝料を請求したいけど、浮気相手の所在がわからない」「旦那が浮気がばれたことによって、女のところに逃げ込もうとしている」「旦那と2度と会わない様にきちんと話し合いをしたい」浮気をやめさせるにも慰謝料請求するにも、浮気相手の所在がわからなければ話し合いができません。
浮気相手を状況証拠から特定するには、メールやlineのやり取りに浮気相手の情報がどれだけあるかが重要です。
状況証拠に浮気相手の所在を明らかにするようなものを見つけて、そこから探っていく事も可能です。
浮気のきっかけから浮気相手を特定する
浮気症の旦那さんでなければ浮気をする時には何かしらのきっかけがあるはずです。そのきっかけを見つける事で浮気相手の予測ができます。
例えば「妻が里帰り出産で実家に帰っている」「同窓会に行ってから様子がおかしくなった」「スポーツジムに通い始めてから」「夫婦喧嘩をしてからしばらく口をきかなくなった」等、家庭にない「楽しみや、癒し、スリル」をきっかけに、浮気が始まる傾向にあります。
特に家庭の中に楽しみや癒しががなければ外で見つけようとするのが人間です。
また、飲み会で知り合った女性と話しているうちに意気投合して、2人で何回か飲みに行くようになってから男女の関係になってしまう事もあります。
「浮気するつもりは無かったけど」とはよく言いますが、浮気はちょっとした事がきっかけで始まってしまいます。
職場・取引先から浮気相手を見つける
不倫の出会いの場でも職場がダントツ1位になるほど社内不倫は珍しい事ではありません。たとえ帰りが遅くなったとしても「残業だったんだよ」と簡単に言い訳ができてしまいます。
社内不倫で最も多い組み合わせは、
また、女性社員の部下に手を出すという浮気症の既婚男性も目立ちます。もし、浮気相手に心当たりがなかったら社内恋愛を疑ってみてもいいかもしれません。
同窓会での旧友、元カノから浮気相手を見つける
昨今ではFacebook等のSNSで簡単に昔の彼女や友人と巡り合う事ができます。懐かしい友人や元カノとの再会は楽しかった当時の過去が思い起こされる事でしょう。
ここで浮気に走るかどうかの境目なのです。「今度飲みに行こうか?」何て会話が始まってしまうと、それが浮気のきっかけになってしまいます。
浮気のきっかけの代名詞でもある同窓会もその一つです。久しぶりに会った友人や元カノとの浮気、不倫はドラマの中だけでなく実際によくある事なのです。
当時の記憶や気持ちが思い起こされて、気持ちが高ぶってしまいそのまま流れで男女の関係になってしまいます。
同窓会後に頻繁に出掛けるようになったり、怪しい行動が見え始めたら浮気相手は元カノ、もしくは同窓生の可能性大です。
趣味の場から浮気相手を見つける
ひとつの趣味を長く続けている男性は浮気をしないと言われていますが、果たして言い切れるのでしょうか?
初対面に合う男女がお互いに惹かれ合うのは相当相性が良くなければあり得ない事です。
しかし、趣味や習い事には最初から共通点があります。同じ趣味を持つ集まりなのですから気が合う人が多いのです。
何かのきっかけで親しくなることがあれば、浮気に発展することも無きにしもあらずです。実際に浮気の出会いの場で趣味や習い事の場が多い事が報告されています。
趣味や習い事を始めてから行動があやしいと思ったら、同じ趣味仲間が浮気相手かもしれません。
SNSから浮気相手を見つける
簡単に男女がで会えるのがSNSや出会い系サイトです。出会い系サイトは昔に比べれば少なくなってきましたが、現在でも簡単に出会える場として人気があります。
出会い系サイトの女性の登録者は普通の主婦や20代の女性が多く、条件付き(金銭)で出会いを求めている方も少なくありません。
割り切った関係だからこそ、既婚者が簡単に浮気できるツールとして人気があるのです。旦那さんの携帯電話に出会い系サイトのアプリが入っていないか確認してみましょう。
もしアプリがインストールされていたら、出会い系を利用している可能性があります。
飲み屋(キャバクラ、スナック)から浮気相手を見つける
飲みに行くのが好きで行きつけのキャバクラやスナックがある男性は結構いらっしゃいます。男同士で飲むよりもやはり女性と飲んだ方が楽しいのでしょう。
実際に借金してまでもキャバクラにつぎ込んでいる既婚男性もいるぐらいなのです。
水商売の女性は派手な反面意外に寂しがりやなところがあり、通ってくれる男性にいつしか心が傾くこともよくある事です。
お店が終わるまで飲んで、その後は2人でホテルにいく何て事も考えられるでしょう。
飲みに出歩く回数が増えたり、帰宅時間が遅くなりがちになったなら飲み屋の女性と会っている可能性もあります。
子供のスポーツクラブから浮気相手を見つける
子供のスポーツクラブのコーチとママは不倫に陥りやすく、専業主婦の場合は普段男性と接することが少ない事も理由のひとつなのでしょう。
特に子供に指導している姿は頼もしく見えてしまい、引き締まった体も魅力的にみえてしまうのでしょう。
コーチとママさんは話す機会も多く、子供のスポーツの取り組み方や指導方針を相談する事もよくある事です。
最初はそのつまりではなくても連絡を取り合っているうちに男性として意識し始めてしまい、男女の関係に陥ってしまうそうです。
浮気の疑いがある旦那さんが子供のスポーツクラブのコーチ等をやっているなら、もしかしたら子供のママと不倫しているかもしれませんね。
自分でやる浮気調査はバレないようにおこなう事が重要
浮気調査の難易度を左右するのは「相手の警戒心の度合い」です。浮気調査をしている事がばれてしまうと警戒心が強くなってしまい、その後は調査をする事が困難になってしまいます。
浮気調査の基本は「いかに相手にばれずにおこなうか」です。生活を共にしているあなたはが調査をするのであれば、ちょっとした言動の変化で気付かれる恐れもある事を理解しましょう。
ばれたらあなたの目的を遂げる事ができなくなってしまいます。必要なことは何があっても動じずに普段と変わらない行動を取る事です。
旦那さんにばれた時のリスク
浮気調査がばれたリスク
- ばれた後の夫婦仲が悪化してしまう
- 警戒心が強くなり証拠が掴みにくくなる
- 証拠隠滅を図られる
- 離婚のきっかけにされる
- 浮気相手との仲が深まる
証拠を掴む前に旦那さんにばれてしまうと今までの苦労が水の泡となり、本来の目的を遂げる事ができずに最悪は離婚を請求されて泣き寝入り状態になる事も考えられます。
そうならない様に証拠集めは慎重にやって下さい。また、自分でやる浮気調査もやり方を間違えると違法行為になってしまいます。
違法行為で得た証拠は、相手に逆に訴えられたり、証拠能力を失ってしまいますので注意が必要です。
自分でできる浮気調査の範囲とやるべき事とのまとめ
ここまで浮気調査の必要性について説明させて頂きましたが、いかがでしたか?
浮気と思った時に自分がどうしたいのかを明確にすることで何をすればいいのかが見えてきます。
夫婦の修復や離婚の決断、浮気相手への慰謝料請求、どれを選択したとしても証拠を集める事ができれば話し合いは有利になります。
その方法は「自分でやる」もしくは「探偵に頼む」この選択しかありません。
また、浮気かどうか確信が持てない場合には「真実を知る事が解決の第一歩」となります。