浮気の原因や理由がわかっていれば、その原因を改善することで丸く収まるのではないか。しかし夫婦問題は繊細ですから、そんなに簡単にはうまくいきません。そもそも、浮気した理由がパートナーを嫌いになってしまった場合、もう一度あなたに気持ちを振り向かせることは安易ではありません。
「浮気男には愛想をつかしてさっさと離婚してやる!」そんな方は探偵に頼んで浮気の証拠を撮ってもらい、多額の慰謝料を請求をしてやりましょう。
でも、「浮気は一時の気の迷い、できる事なら浮気相手と別れてもらい、もう一度やり直したい。」
そう思っている方は、早急に浮気相手と別れてもらう事を考えなければいけません。しかし、気持ちが盛り上がっている2人を引き離すことはかなりの困難な事となります。


目次
旦那と浮気相手を別れさせるには何が1番効果的?
浮気相手と別れさせるには、どういった方法が1番効果的なのかは、2人の付き合い方や状況によっても変わってきます。別れさせる方法は様々な方法がありますが、別れさせた後の目的が復縁や再構築であれば、慎重さが求められます。
ただ、どんな状況でも効果的な方法があります。当サイトでは、浮気相手と別れさせる方法について、良い例と悪い例を比較して解説していきます。
- 別れさせ屋に頼む
- 浮気相手に直接交渉
- あなたが変わる事
- 証拠を掴んで内容証明郵便を送る
別れさせ屋を使う方法
ネットで「浮気相手と別れさせる方法」と検索すると、別れさせ屋が目立つところに広告を掲載しています。この別れさせ屋に依頼すれば、本当に別れさせてくれるのでしょうか。「答えは微妙です。」
なぜかと言うと、詐欺まがいの業者が多いからです。別れさせ屋の方法は、浮気相手に異性を近づけ、恋愛関係にさせてから自然に別れさせる方法が一般的です。
料金も探偵と同じように尾行や張り込みをするので、決して安い金額ではありません。しかも、別れさせ屋のほとんどが、お金だけもらって何もしない事が多いのです。その悪質な手口は、「時間は掛かりますが、任せて下さい。」と言って前金を貰っておきながらも何もしません。
時間を掛けて2人が自然に別れるのを待ち、いかにもこちらが仕掛けたから別れたと思わせます。お金は先に貰っているので、後は自然に別れるのを待つだけです。もし、別れなかったとしても、「この件はかなり難易度が高いので追加料金が掛かります。」と言って、依頼者が諦めるまで繰り返すだけです。
法律の隙間を掻い潜った業種ですから、それなりのリスクを覚悟しておかなければいけません。それだけ高い料金を支払うのであれば、探偵に調査を依頼した方がいい結果が望めます。別れさせ屋が男女の関係を壊す業者としたら、男女の絆を取り戻して関係を修復するのが探偵です。
浮気相手に直接交渉する方法
浮気相手と直接話して交渉するのがてっとり早い解決方法になりますが、浮気相手がどこ誰だかわからなければ交渉は不可能です。また、浮気相手自体が浮気を認めていなければ、交渉の余地もないでしょう。逆に名誉棄損で訴えられるケースもあります。
しかも、男性よりも女性の方が感情的になりやすく、別れさせようとすればするほど別れたくない気持ちを大きくしてしまいます。浮気の確実な証拠と戦略が無ければ、言い逃れをされて相手にもされないでしょう。
武器を持たずに相手と交渉するのは、あまりも無謀としか言えません。浮気相手に別れてもらう交渉をするなら、証拠を準備する必要があります。
あなたが変わる事で浮気相手と別れさせる方法
浮気した原因は自分にもあると考えて、普段の行動や旦那さんへの接し方を改める事はいい方法ですが、気持ちが届けば浮気相手と別れさせる事が出来ます。あなたが変わっても旦那さんが変わってくれるとは限りません。この方法は、全く逆効果になる場合もありますからあまりおすすめは出来ません。
家に帰れば居心地も妻の機嫌も良ければ、旦那は調子に乗るだけです。浮気男にやってはいけない事は、放置とあなたが変わる事です。冷たい言い方になってしまいますが、いくら時間を掛けてあなたが努力をしても、何も変わらない事が殆どです。
探偵の浮気調査で別れさせる方法
前述の「別れてもらうために浮気相手に交渉する方法」に、きちんと証拠を準備して戦術を考えた方法です。そもそも浮気や不倫はリスクを楽しんでいる傾向があり、許されない事をしていると言う状況が、2人の愛情を大きくさせてしまいます。
結婚前はモテなかったのに、結婚したら急にモテだした男性ってよく聞きますよね。不倫や浮気のきっかけは、「人のものだから欲しくなる」と言う衝動が不倫に拍車をかけてしまうのでしょう。見つかったら大変な事になるとわかっていても、不倫をやめられないのはそこに理由があるからです。
浮気の理由には、平凡な日常に刺激や癒しを求める傾向があります。やめられないのであれば、現実を突きつけて目を覚まさせる必要があります。その方法は、浮気相手に慰謝料請求をする事で経済的負担を与えます。浮気は離婚の原因の一つであり、浮気相手に対して損害賠償を請求する事ができます。
浮気相手だけに慰謝料を請求する事で、旦那さんに内緒で2人の縁を断ち切らせる事ができます。女性は現実的ですから、リスクを冒してまで不倫関係を続けることはありません。また、内容証明郵便を受け取った時点で身を引く場合もありますので、2人の縁を断ち切るなら1番効果的な方法といえるでしょう。
浮気調査で相手と別れさせる3つのポイント
調査ポイント
- 浮気を認めさせる確実な証拠
- 浮気相手の所在
- 内容証明郵便を送る
1.浮気を認めさせる確実な証拠
浮気相手に慰謝料請求をするには、浮気相手に浮気を認めさせなければいけません。浮気を認めさせるには、言い逃れが出来ない確実な証拠を探偵に撮ってもらってください。相手もできれば慰謝料は払いたくないのですから、証拠がなければとことんしらを切ってくるからです。
探偵に頼めば弁護士とも連携していますので、浮気相手に慰謝料請求して2度と2人が会わない様にする事をサポートしてくれます。浮気や不倫は中途半端に制裁すると、必ずといっていいほど浮気を繰り返します。徹底的にやらなければで2人の縁を断ち切る事がは不可能です。
浮気の証拠はどんなものが必要なのか
参考資料:響・エージェント
浮気の証拠は2人が男女の関係である事を証明できるものが必要になります。曖昧な証拠を突きつけても、絶対に認める事はしないでしょう。裁判でも認められている浮気の証拠が次にあげるものになります。
法的に認められる浮気の証拠
- ラブホテルの宿泊や出入り
- シティホテルの宿泊や出入り
- 浮気相手の自宅の宿泊や出入り
- カーセックス
- 浮気相手との宿泊旅行
浮気の証拠の代表的なものが、ラブホテルの出入りの写真です。ラブホテルはその行為をする場所ですから、法的にも認められている証拠です。上記の様な性行為が行われたと言える場所の出入りの写真が浮気の証拠として認められます。
キスや手をつないで歩いている写真、メールのやり取りやlineのトーク履歴だけでは証拠として認めてもらえません。
2.浮気相手の所在は必須条件
浮気相手がどこの誰かを知っているのであれば、調べる必要はありません。わからない場合には、必ず所在は掴んでおきましょう。浮気相手の所在を自分で調べようと思った時に、個人情報の規制があるため難しい事となります。電話番号や相手の氏名、勤務先のいずれかがわかれば、浮気相手の所在を特定するのも可能になります。
ただし、個人情報を調べるのは違法行為になりやすいので注意が必要です。浮気相手の所在がわからなければ、別れさせる事も内容証明郵便を送る事もできません。浮気調査を依頼する事で浮気相手の所在もつきとめてくれますから、探偵にすべてお任せしましょう。
浮気相手の素性
- 浮気相手の住所、連絡先
- 氏名、年齢
- 勤務先の住所
- 既婚か未婚なのか
3.内容証明郵便を浮気相手に送る
浮気の証拠と、浮気相手の所在が判明したら、浮気相手に内容証明郵便を送ります。相手の女性も内容証明郵便が届けば、かなりのプレッシャーになります。内容証明郵便に慰謝料の請求金額と期日までに振り込むことを記入しておいて下さい。
そして追記で、「今後2人が接触した場合は、慰謝料とは別に違約金として500万円を請求します。」と記入しておけば大丈夫です。または、慰謝料請求をしておいて、“別れるのであれば請求を取り下げてもいい”と、交渉してみるのもありです。
ただし、「今後2人が接触した場合は金500万円の違約金をお支払いします。」と言う誓約書を必ず書かせてください。どちらの方法も効果的ですので、自分の状況に合わせて使い分けて下さい。
内容証明郵便は自分で書くことも出来ますが、浮気調査を依頼した探偵事務所に相談すれば、提携している弁護士さんを紹介してくれます。内容証明の文書の作成から送付までお任せできます。内容証明の内容で、浮気相手が2度と旦那さんに連絡を取らない様にしないといけません。
浮気相手も弁護士の名前が入った内容証明郵便が届いたら、「やばい、本気で裁判する気かな?」と焦る事でしょう。弁護士であれば、旦那さんにもばれずに浮気相手から慰謝料請求して、2人が2度と合わない様にする文書も書いてくれます。
費用をあまり掛けたくないのであれば、行政書士に作成してもらいましょう。行政書士であれば1~2万円程度で作成して頂けます。証拠を撮って慰謝料請求の内容証明郵便を浮気相手に送り付ければ、浮気相手の方から身を引く場合が殆どです。こうする事で旦那さんにも気付かれずに別れさせる事が可能です。
浮気相手への慰謝料請求の方法
- 内容証明郵便にて請求
- 調停にて請求
- 裁判にて請求
相手が同意した念書、調停や裁判で認められたにもかかわらず慰謝料が支払われない場合には、強制執行手続きを裁判所に申請し給料の差押えができます。
内容証明郵便(慰謝料請求)
平成○○年○○月○○日
通 知 書
被通知人
○○都○○区○○町〇番○号
◯◯ハイツ○○号室
○○○○ 殿
記
通知人
○○都○○区○○町○番○号
○○○○
私は,○○の妻です。
貴殿は,平成○年○月頃から,私の夫である○○が既婚者であることを知りながら不貞関係を開始し,約○年にわたり不倫関係を繰り返していました。
これらの不法行為の事実は調査機関の報告書でも明らかになっていますし、夫も貴殿との不倫関係の事実を認めています。
こうした貴殿の行為によって,通知人と○○の婚姻関係が破綻し、もはや修復不可能な状況になっています。このことによる通知人の精神的損害は計り知れません。
つきましては,通知人は,貴殿に対し,不貞行為に対する慰謝料として金○○円の支払いを請求させて頂きますので、本通知到着後10日以内に下記口座にお振込み下さい。
本書到達後10日以内にお支払い頂けない場合には,円満な解決ができないと判断して、法的手段に移行致しますので,ご承知置き下さい。
金融機関名
○○銀行 ○○支店
普通預金口座 口座番号 ○○○○○○○
口座名義人 ○○○○
なお,上記期間内に上記金員全額のお支払いの確認ができない場合には,何ら催告等することなく,直ちに裁判所に訴訟を申立てる手続きに入りますことを念のために申し添えます。
以上
参考:内容証明郵便の書き方
浮気相手と別れさせる方法!のまとめ
浮気相手と別れさせる手段で、”浮気相手の両親に相談する” ”旦那さんの両親に相談する” という選択もあります。ただ、相談する相手がどっちよりなのかが、不安要素になってしまいます。たとえ旦那さんのご両親があなたの味方だったとしても、最終的には身内を選ぶという事も頭に入れておかなければいけません。
相談方法を誤ると、情報が全て旦那さんに入ってしまいます。出来れば、身内に相談するのは控えた方がいいでしょう。どうしても相談をしたいのであれば、まずは証拠を掴んでからです。ご両親から旦那さんへ、あなたが相談したことが伝わらないとは言い切れません。もし、あなたがご両親に相談したことが旦那さんの耳に入ってしまえば、当然警戒するでしょう。
仮に相談したことが裏目に出てしまったら、次に打つ手がなくなってしまいます。最後の切り札としても、必ず証拠はおさえておきましょう。浮気相手と別れさせてから夫婦の修復をする方法は、下のリンク先にまとめてあります。
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