突然ですが、あなたは旦那の浮気を放置できますか?その答えは人それぞれですが、放置することがもたらすリスクを知っているでしょうか。
不信感や怒り、悲しみなど、ネガティブな感情が増えて、うつ病や不安障害を起こすかもしれません。さらに、家族の関係が悪くなる可能性もあります。
信頼を失ったことで、パートナーとの会話が上手くいかなくなるかもしれません。子どもがいる場合、その影響が子どもにも及ぶかもしれません。子どもが親の不和を感じると、心に深い傷を負うことになるかもしれません。
さらに、経済的なリスクもあります。浮気相手に使うお金が増えると、家庭の経済状況が悪くなる可能性があります。このようなリスクを考えると、浮気を見て見ぬふりすることはおすすめできません。
冒頭からマイナスなイメージばかりお話ししてごめんなさい。
ただ、浮気を放置して起こり得るリスクはあると言うことは知っておいて損はありません。
この記事では、そのリスクと回避方法について詳しく解説します。
旦那の浮気、放置は誰のため?
- 経済的理由
- 子供のため
- 夫に愛情や関心がない
- 夫婦仲の争いを避けるため
今は経済的な理由で我慢するけど、子供が大きくなったら離婚する。旦那さんに対する愛情も関心もなくなっているから苦にならない。そんな風に考えている女性が多いのも事実です。
旦那さんの浮気を放置することは、心の奥底で浮気を認めてるいることでの葛藤が始まります。その行為は本当につらく苦しいことでしょう。
そもそも浮気を放置するのは誰のためなのでしょうか。旦那さんのため?あなたのため?もちろんお子様がいらっしゃるなら子供を優先に考えていかなければいけません。
流れに任せて浮気をなあなあで済ませるのが1番いけないことです。
子供のためであれば父親の存在は欠かせません。あなたのためなら経済的な理由からほっておく選択をされているのでしょう。
もちろん即離婚となれば自立後の生活を確保していかなければいけませんので、そのための預貯金を蓄えておくことも大切です。
理由はそれぞれの家庭によって違いはあります。ただ、浮気をほっておくことで起こるリスクも考えておかなければいけません。
浮気を放置することで起こるリスクとは
- 浮気相手に依存してしまい本気になる
- 女性にお金を使い込み借金が増える
- 浮気相手を妊娠させてしまう
- 妻に愛情がないと悟られる。
- あなたの精神的な負担が大きくなる
- 夫から離婚を切り出される
子供のためやあなたの将来的な自立のために、浮気を放置することは誰にも責めることはできません。しかし、それによって起こりうるリスクもうまく回避していかなければいけません。
浮気から本気になってしまう
浮気のきっかけは様々ですが、家庭を壊してまで相手と一緒にいたいのかどうかが本気に変わる境界線となります。最初はそんな気持ちがなくても一緒にいる時間が長くなればなるほど、次第に愛情は深くなってしまいます。
女性にお金を使い込み借金が増える
浮気する男性はいつもと違う自分を演じる傾向があります。女性にいいところを見せようとしてか、リッチな振る舞いをしてしまいます。女性の欲しがるブランド品をプレゼントしたり、高いレストランで食事したりと、普段では考えられない贅沢三昧を浮気相手としている事が多いのです。
そして、お金が足りなくなると子供の定期預金を解約したり、カードローンでお金を借りて多額の借金を作ってしまう事も報告されています。
浮気相手が妊娠する
浮気相手が妊娠している事は旦那さんの浮気発覚後にわかった事なのですが、困ったことに相手の女性は「生みたい」と言っているのです。旦那さんもそれには反対したそうですが、相手の女性は「認知してくれれば養育費はいらないから子供を生ませてください」と言っていたそうです。
夫婦の話し合いの結果、旦那さんは離婚して認知をしたいと言う気持ちがあり奥様はこの先一緒に暮らすことは考えられずに離婚に同意しました。
夫への愛情がなければ...
男性にとって女性からの愛情表現は、家族を守るためのやる気や向上心を上げるために必要な感情でもあります。「旦那にはやることだけやってればいい」といった曖昧な愛情は簡単に見抜かれてしまいます。
夫婦生活においてもとげのあるものの言い方や思いやりのなさは、たとえ気になるようなことでなくても積み重ねていくと大きな問題になっていきます。
子供だけに目を向け旦那さんをほっておけば、「うまくやっているから大丈夫」と思い込んでいるのはあなただけかもしれません。「子供が大きくなるまでの間だけ我慢すればいい」その前に見透かされて離婚請求されてしまうと計画も台無しになってしまいます。
あなたの精神的な負担
旦那さんの浮気を知りながら放置している行為は、「私は大丈夫」といくら心に言い聞かせても、知らないうちに精神的なダメージは大きくなってきます。旦那さんの浮気で心を病んで精神内科に通われている方も少なくありません。
耐える。我慢する。は本当につらいことです。体や心を壊してまで我慢されるのは第三者から見ているととても忍びないことです。
夫から離婚を切り出され
旦那さんが浮気を隠して「性格の不一致」などの理由で離婚を請求してきた場合、たとえ離婚を拒んだとしても最悪は別居の可能性があります。
浮気の証拠があれば有責配偶者とみなされて一方的な離婚請求を阻止することができます。
リスクヘッジを考えるなら、浮気の証拠はあった方が大きな力になる事でしょう。
浮気の放置をおすすめしない理由とは
- 夫婦関係の修復が難しくなる。
- ダブル不倫の場合には泥沼化する。
- 慰謝料請求ができなくなる
- 離婚を認めてくれない
夫婦関係の修復が難しくなる。
離婚を全く考えていないなら、旦那さんの浮気の放置はリスクしかありません。浮気を黙認している状態が長くなるほど浮気はエスカレートしていき、手が付けられないほど悪化していく恐れがあります。
ダブル不倫は慰謝料請求ができない
ダブル不倫はお互いに家庭があるため、一般的な不倫が発覚した時より泥沼化する恐れがあります。慰謝料請求する場合にも、相手の旦那さんからも請求されることを考えると金銭的な罰をあたえるのは難しくなります。
W不倫でも旦那さんに慰謝料請求することは可能ですが、離婚をしない場合には同じ家計からの支出と収入になるのであまり意味がありません。ただし、あなたが離婚を考えているのであれば、旦那さんに慰謝料請求することは可能です。
慰謝料請求ができなくなる
旦那さんの浮気を黙認していたとなると、夫婦仲は破綻したいたとみなされてしまうこともあります。いくら浮気をやめてと言っているにもかかわらず浮気をやめない場合にはこれにあたりません。
離婚を認めてくれない
子供も大きくなり自立する準備も整っても、離婚の原因となる不貞の証拠がなければ、旦那さんが離婚に応じてくれない場合があります。離婚調停に持ち込んでも証拠がなければ状況は変わりません。
そうなると「婚姻を継続し難い重大な事由」として、性格の不一致で離婚調停を行い長期間の別居から離婚成立するしかありません。その場合には慰謝料請求は難しくなります。
リスク回避の方法
浮気をしている夫と離婚を考えているけどなかなか離婚に応じてもらえない、または証拠がない場合には、浮気の証拠を掴む事です。SNSやlineのやり取りなどの状況証拠では離婚は認めてもらえません。確実に離婚を認めてもらえるのが、法的に有効な「不貞行為」の証拠になります。
浮気は問い詰める?
浮気を問い詰めれば逆切れすることがわかっているので、あえて言えば「問い詰めたり責めたり」するのは、離婚の覚悟ができた時と考える女性も少なくありません。
また、浮気を放置することで「いつか別れて私の所に戻ってきてくれる。浮気は一時の気の迷い。」夫婦の再構築を期待されて我慢を強いやられている女性も少なくありません。どちらにしても、浮気を放置することや問い詰めたりすることは、夫婦仲の悪化を招くことになるでしょう。
浮気を問い詰めることで起こるリスク
浮気を問い詰める事で、起こることは夫婦仲の悪化から相手の女に傾き、浮気をより隠そうとしたり証拠隠滅に努めたり、離婚になる可能性が高いのも事実です。問い詰めて正直に浮気を認める旦那さんはそんなに多くはありません。
夫婦の修復や離婚を考えているなら、浮気を問い詰める前にやっておいたほうがいいことがあります。
リスク回避の方法
どのサイトを見ても、離婚や慰謝料請求を考えた場合に必要になるのが浮気の証拠です。このことについては弁護士や探偵事務所、カウンセラーの方も同意見になります。それはあなたが幸せになる事を優先的に考えているからです。
浮気問題を弁護士やカウンセラーに相談されても「証拠」を取る事をすすめられます。日本は法律の国ですから仕方がないことなのですが、逆に法律を味方にすればあなたが優位に立つ事ができます。
離婚や慰謝料請求、夫婦仲の修復の話し合いもスムーズに運ぶでしょう。もし、話し合いがこじれたとしても、いざとなれば証拠を武器に戦うことができます。
まとめ
旦那の浮気を放置すると、精神的なストレスや信頼関係の破壊など、数々のリスクが生じます。特に、精神的なダメージは深刻で、抑うつや不安障害などの心の病を引き起こす可能性もあります。
また、浮気が原因で夫婦間の信頼関係が崩れると、その修復は時間と労力を要し、場合によっては修復不可能な状態に陥ることもあります。
旦那の浮気を放置することで生じるリスクを理解し、回避策を身につけることが大切です。それは自分自身を守るため、そして可能ならば夫婦関係を修復するためにも必要なステップです。
そして、自身の気持ちを大切にすることも忘れてはなりません。自己否定や自己犠牲は、精神的なダメージを増大させるだけでなく、問題解決にも繋がりません。自分自身を大切にし、必要ならば自分自身のために行動することも大切です。