探偵物語 実際にあったエピソードハプニング編

田中 好太郎

探偵物語 実際にあったエピソードハプニング編
田中好太郎

田中 好太郎

【経歴】 大手総合調査事務所に在籍 【実績】 浮気調査・人探し。アドバイザー 【現在】 浮気探偵ナビの監修

実際にあったエピソードハプニング編

探偵業で調査を行っていると、色々な事を経験します。

予測できない事や、感動する事、また命がけで調査を行う事もあります。

特に人の裏側を見ている職業ですから、仕事に対する意識をしっかり持っていないと、気持ちがやられてしまいます。

ここでは私が経験した事や、探偵事務所の調査員が経験したエピソードをまとめています。

驚愕な調査の結果

家の中でテーブルが動いたり物が動かされていると言う依頼者宅をビデオを回しながら張り込みし、ビデオを見返したところ、2階窓から白い幽霊みたいなものが現れ、上空に上がっていったのが写っていました…。

周囲に人がいないのに…

物音がすると言う高齢者宅を張り込みしようと車のエンジンを止めたところ、人が周囲に居ないのに、車ガタガタと音を立てその後かなり近い距離で大きな足音が聞こえましたが、正体は謎のままでした…。

調査の副産物…

現場で間違って撮った夜の林の映像に、和服を着たオカッパ頭の少女らしき姿が写っていました。

噂は噂でしかなかった…

家出少女の寝泊まり先の一つが、中学校の同級生だった。依頼者情報では昔は暴走族だったと記述されていたが、暴走族でもなく、目立たない普通の中学生でした。

そういう事か!

依頼者宅〔マンション〕の上階住人が棒で依頼者宅を突いて嫌がらせするとの調査で張り込みしていたところ、マンションに鳩が住み着いているらしく、よくベランダに鳩が止まり、上階に、杖を持ったお婆さんが現れ、鳩を追い払うのに床を突いていた。そういう事か!

職業病

ある調査が終了して約半年後、プライベートで家族とデパートで買い物をしていた際に、当時調査をしていた対象者とエレベーター内で偶然遭遇し、調査していた時とは別の異性と行動していた為、咄嗟に「写真撮らなきゃ」とカメラを探してしまい、妻から「いきなり何バタバタしてんの?」とつっこまれた事がありました。

職業病なのでしょう。
瞬時に仕事モードに入ってしまった私を見て、妻は「あんた、他の仕事もう無理だね。」と呆れていました。

臨機応変

対象者が予定もなく急に、所持していた切符で新幹線の改札を通過してしまう。
当方は新幹線の切符を所持していなかったため、切符を購入しようとしたが、購入していたら間に合わなく失尾してしまう……
新幹線改札前でどうするか考えたが、とっさに出た言葉「急いでるんです!」と駅員に訴えたところ、駅員も焦ったのか、あっさり通してくれた…。

見た目は若いが40歳

女性宅を判明させて女性マークをしたが、女性(40代)の見た目が若すぎて20代にしか見えず、「こいつは夫の愛人じゃない」と依頼者からクレームになり、やり直すはめに。

たしかに見た目は若いが・・・その後、何回写真を撮っても20代にしか見えず(写らず)・・・

プライベートも大事にしたい

風俗で顔確認の為、店が薦めてくる若い女性を差し置き、泣く泣く50代後半の女性を指名…。

仕事だからしかたのないことなのですが…。

素行調査で…

全素行の現場にて、酒に酔った対象者が家からフルチン で歩き出る。

さまざまな人種

男性宅に女性が入る。

状況確認に行ったところ、ムチと思われる物で叩かれている女性の声が!

寝台列車

夫の浮気調査、夫と女性が接触後、大宮駅から寝台列車で北海道に出発。

調査料金の関係から1駅見て打ち切り。

車掌が切符のチェックに来た際に「どこまで行きますか?(当然寝台なので遠方を予想)」と尋ねられるも、私「宇都宮まで」と。車掌「え!宇都宮ですか!?そんなお客さん始めてです」

そうですよね。そうだと思います。

想定外

対象者(埼玉在住)がスエットにサンダル履き、コンビニのビニール袋に財布らしき物を入れて自宅がから出てくる。

近所へ出かけるだけだと思いきや、そのまま電車に乗って羽田空港まで来て飛行機に乗って福岡に行ってしまった。

取材

取材(聞き込み)は、対象者宅の近隣住人を当たるのが基本ですが、普通、取材先にどのような人が住んでいるかはこちらでは分かりません。

その為、いろいろなタイプの人に出会うことになります。

その時、取材先で対応した人物は、上半身裸でステテコ姿、背中には刺青が入れられており、風貌だけでいかにもという男性でした。

その後、良く見ると指もありません。

嫌な人に当たってしまったというのが本心でしたが、今更取材を辞める訳にはいきません。

しかし、話しをしてみると何やら話しが分かる人?で、元々親分肌というのもあってか話につきあってくれます。

私が尋ねもしていないことまでペラペラしゃべり、時折、自分の武勇伝を挟みつつ気分良さげに話しています。

結局、私が知りたいことはほぼ明らかになり、調査とは全く関係がありませんが、私の知らない世界のことも多少知ることが出来ました。

人は見掛けによらないというのと、やはり、取材先は行ってみないと分からず時には怖い思いもするというのを実感しました。

退散

対象者は会社終わりに30歳位の女性と接触。渋谷駅で共に食事を済ませ、丸山町のラブホテルへ入り。

依頼者と連絡を取り依頼者が同ホテルに来るとのこと。

依頼者が到着し、同ホテル出入口を張り込み。そこで当方達は依頼者との申し合わせにより退散。

翌日依頼者からの報告によると、ホテルから出て来た夫と女性は仰天!依頼者が女性に話しかけた瞬間、女性は猛ダッシュですばやく逃げ、取り残された夫は忘我し、言葉もしゃべれなくなり硬直。

依頼者が押しても引いても動かず、呼吸も止まる・・・依頼者が背中をバンバン叩いて呼吸をさせて、やっとのことで家に帰ったとのこと。

なにかがずれている…

職業はパイロットと言う夫の浮気調査。

どう見てもパイロットには見えず。当然空港にも行かない。

連日本屋で万引き・・・万引きする際、猛烈に顔が真っ赤になるので万引きするタイミングがわかる。

その後、万引きした本や雑誌を1日中電車の中で読んで自宅に帰宅。

依頼者に報告したところ「どうりで本が増えると思った!」 ← おいそこかよ!

 

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