探偵を探す時の基準を浮気調査の料金の安さで絞り込んでしまうとリスクが生じる事があります。理想で言えば安くて調査力も信頼もある探偵なんですけど、理想の探偵はそうなかなか見つかりません。現在、探偵業として登録されている数は5000社以上あります。
探偵の料金を比較すれば当然安い方に魅力を感じてしまいます。ただ、あまりに安さだけに目を奪われてしまうと、思わぬ落とし穴に落ちてしまいます。当サイトでは浮気調査が安い探偵に依頼しても、ほんとに大丈夫なのかを掘り下げて解説していきます。
浮気調査が安いと後から追加料金が掛かる!
どの企業でもそうですが、当然価格競争についていけないところも存在します。むやみに料金を落とすとなると、赤字も覚悟しなければいけないのです。力のない探偵社では現状維持の料金にするか、それとも必要な経費(人員、車両、機材)を、依頼者に気付かれない様にいかに削減するかです。
また、安い料金で契約させておいてから、水増し請求や高額な追加料金で利益を得る悪質な探偵も存在いたします。しかも、手抜き調査も水増し請求も依頼者に気づかれないように行われていますから、あまり表に出る事がありません。
浮気調査料金が安いと手抜き調査になる!
浮気調査の高い安いを見分ける目安として、浮気調査の相場を知っておく必要があります。浮気調査の相場は、1時間1名あたりが1万円、1日5時間の調査料金では10万円前後が相場となります。この相場よりも高い金額であれば「ぼったくり」、安すぎれば「手抜き」となります。
あくまでもひとつの目安として受け止めて下さい。2007年6月1日に探偵業法が改正されてから、いわゆる「ぼったくり業者」は減少傾向にあります。また探偵社も顧客確保の観点から、業界での生き残りを掛けて価格競争を強いられており、相場よりも安い調査料金が当たり前になってきているのです。
そうしなければ、ライバル会社に顧客をとられてしまうからでしょう。浮気調査の料金が安くなったのはいい事なのですが、探偵業は安くなればなるほど問題点が浮き彫りになってきます。そのひとつが「手抜き調査」です。
手抜き調査がばれない事実
例えば浮気調査を調査員数2名、車両2台で契約したとします。でも、実際に調査をおこなうのは1名の調査員と車1台のみです。最低2名1台を必要とする現場でも1名1台で調査をおこなったり、機材をケチって市販の安値のものを代用したり、依頼者が現場に来ることがないのをいい事にやりたい放題出来るのです。
それで調査が失敗に終わったとしても、「相手の警戒心が強くて撮影ができませんでした」と言えばいいのです。依頼者は契約が終われば調査の報告を待つだけですから、絶対と言っていいほど現場には来ません。
仮に依頼者が調査をしてるところを見たいと言っても、相手に気付かれて失敗する事を理由に断れてしまいます。
この状況が変わらない限りは、絶対と言っていいほど手抜き調査は無くならないでしょう。
手抜き調査の結果が失敗!
手抜き調査の実例
- 調査力がないから尾行に気付かれた
- 2名2台の契約なのに実際は1名1台の調査
- 車両機材が古いから写真や動画がぼやけて本人の確認が出来ない
- 失敗しても料金が安いからと言われて対応してくれない
- 失敗したのに追加調査をすすめられた
万が一この様な探偵に頼んでしまうと、望んだ結果が取れないどころか無駄な出費となってしまいます。単純で簡単な調査であれば運良く結果が取れる事があるので、表面上では見抜くのは難しいでしょう。こう言った手抜き調査は、実際によくある事です。
別に脅している訳でも何でもありません。しいて言えば調査をしているだけまだましな方です。最初にお金だけを貰って、調査を一切しない探偵も少なからず存在いたします。安い料金には安いなりの理由があると思った方がいいでしょう。
料金が適正価格の探偵に頼む方が結果が得られる!
- 調査員の徹底した教育と訓練で身につく技術力
- 最新機材やオリジナル機材の導入
- 成功率が高い高度な調査力
- 裁判でも100%近く認められる証拠能力
- 高額な慰謝料請求が認められる証拠能力
- 見積もり金額から追加料金が発生しない料金体系
- 専門カウンセラーの離婚や修復の無料アドバイス
探偵業は調査料金の差が結果にはっきりと出てしまいます。ただ、浮気調査の料金差の違いは、初めて探偵に依頼される方にはわかりません。安い料金は安いなりの理由がきちんとあり、浮気調査の料金がそれなりに掛かる理由がきちんとあります。
離婚や慰謝料請求をするには、確実な証拠が必要になります。証拠能力が低ければ、調停や裁判で希望通りの要求も認めてもらえません。また、浮気相手のみに慰謝料請求する時も一緒です。相手が認めざるを得ない確実な証拠があればこそ、こちらの思い通りになります。
しかし言い逃れが出来る証拠では、逆に名誉棄損で訴えられる事もあります。この証拠能力の決め手は、探偵社の技術と質で決まってしまいます。安い探偵に依頼してお金を無駄にするよりも、適正価格の探偵に依頼したほうが確実に今後の選択肢が増える事でしょう。
料金の安さで探偵を選ぶと調査が失敗するのまとめ
浮気調査の料金の差は、ダイレクトに調査力に現れる事がわかります。調査料金の合計での微々たる差ではあまり気にする事はありませんが、相場の半値以下の料金は疑って掛かったほうがいいでしょう。それが、手抜き調査を回避する方法にもなります。
いくら料金が安くても、調査が失敗に終わったり求める証拠が得られなければ逆に高く付いてしまいます。裁判でも使える証拠、誰が見ても浮気とわかる鮮明な証拠が取れる探偵社は必然と適正価格の料金で依頼を受けます。探偵を選ぶ時には料金の安さで決めることなく、適正価格で調査力がある探偵を選びましょう。
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