パートナーの突然の不倫発覚は、夫婦の信頼という土台を大きく揺さぶります。しかし、その不倫の傷を癒やし、夫婦の絆を再構築するにためには、なぜ不倫の証拠を持つことが不可欠なのでしょうか。
浮気探偵ナビでは、その理由と、証拠が夫婦の将来にどのように影響を与えるのか。そして、再構築を考えている場合には不倫相手に、慰謝料請求をしないほうがいいのかを掘り下げて解説していきます。
再構築を考えている場合には不倫相手に慰謝料請求しないほうがいい?
再構築を考えている時に、浮気相手に慰謝料を請求するかどうかって、本当に難しい問題ですよね。やり直すって決めたのに、慰謝料を請求するっていうのは、なんとなく「前に進む」って感じがしないかもしれません。
でも、大切なのは、自分がどうしたいのか、何が自分にとって一番良いのかを考えることです。パートナーとの関係を元に戻したいと思うなら、慰謝料を請求しない道を選ぶのも一つの方法です。
でも、それで自分が納得できないなら、慰謝料請求も考えるべきです。
慰謝料請求しないメリット
1.気持ちの整理
慰謝料請求は、結構な時間と労力がかかるし、心身ともに疲れるものです。やり直したいなら、そのエネルギーを修復する方に使った方がいいかもしれません。
2.円滑な修復
不倫相手と口論するより、パートナーとの関係を良くすることに集中した方が、絆を取り戻す近道なのかもしれません。
3.前向きなスタート
慰謝料請求すると、後ろめたさを感じてしまうので。許して前を向くことで、新しい夫婦関係をスタートさせる気持ちになれるかもしれません。
4.夫婦間で波風を立てない
不倫あいてに慰謝料請求をしないことで、夫婦間に新たな争いごとを持ち込まず、すでに揺れている関係にさらなる波風を立てないで済みます。
慰謝料請求するメリット
1.正義の実感
不倫って裏切り行為ですから、それに対して何らかの「罰」を与えることで、公平感が得られます。
2.経済的な補償
不倫のせいで精神的なダメージを受けたり、お金の面で損害があったりしたら、それに見合った補償を受けるのは当然です。
3.未来の保険
もし、また同じことが起こったときに、慰謝料請求したことが「二度とやるな」という強いメッセージになります。
どちらにしても、自分自身としっかり向き合い、納得のいく答えを見つけてください。そして、必要ならカウンセラーや弁護士といったプロの意見を聞くのもいいでしょう。
不倫の証拠は必要ないという考え方とは?
パートナーの浮気に関しては、多くの人が異なる感情や対処法を持っています。ある人は希望的観測を抱き、「いつかやめてくれる」と信じるかもしれません。
他の人はより断固とした態度で、「浮気を見つけたら、浮気相手と別れさせて、相手に深く反省させる」と考えるでしょう。しかし、これらの考え方にはいくつかの問題点があります。
「いつかやめてくれる」という期待
いつかやめてくれるという期待は、根本的な問題を解決せずに未来に期待を託すことになりがちです。浮気の行動が自然に終わるという保証はどこにもありません。
パートナーの行動を変えるためには、通常、罪悪感を強く感じるきっかけが必要です。
浮気相手との別れを強制する
「相手と別れないなら離婚する!」強制的な別れさせ方で相手と別れさせることができたとしても、それがパートナーの浮気の根本的な原因を解決するわけではありません。浮気は単なる行動ではなく、その背後には複雑な感情や関係性の問題が存在することが多いです。単に浮気相手と別れさせるだけでは、再発のリスクは残ります。
パートナーに永続的な反省を期待する
浮気を発見した際に、パートナーを罰して反省させることで、配偶者に一生頭が上がらないことでしょう、それで一時的な償いや罪悪感を引き出すかもしれませんが、再発防止にはつながりません。パートナーが真に反省し、やり直すためのきっかけを持つには、証拠をもとに話し合いをすることがで、真の反省を引き出すことが可能になります。
不倫の証拠がないまま再構築はできるのか?
不倫の証拠がないまま再構築を試みる事で起こる理由を簡単に説明します。
証拠がないと、パートナーが浮気をしたことを認めない可能性があります。そうなると、不倫した理由や原因がわからない為、お互い向き合って話し合うことができなくなります。
これでは、不倫問題をうやむやにしてしまい、表面的にしか関係が改善されません。
また、証拠がないと、パートナーが同じ過ちを繰り返す可能性があります。不倫をやめるための強いきっかけがなければ、本当の意味での再構築は難しいかもしれません。
そして、パートナーが不倫を認めなかった時には、信じるための具体的な理由が見つからず、信頼関係を元に戻すのがとても大変になることでしょう。
結果的には、浮気の証拠がないと、夫婦でしっかりと問題に向き合ったり、関係をしっかり修復したりするのが難しくなります。
証拠があれば、夫婦で向き合って話し合う事ができるし、もし離婚になっても自分を守ることができます。だからこそ、不倫された場合には、証拠をちゃんと持っていた方が、いろいろな面で役立ちます。
再構築における不倫の証拠の必要性とは?
不倫の証拠を持っておくことは、夫婦関係の再構築を目指す場合でも、いざという時に大きな力になってくれます。
証拠を待っているのといないのでは、この先に大きな差が生じることでしょう。
将来的な離婚の可能性に備える
再構築に取り組んでも、将来的に相手が離婚を切り出す可能性はあります。その際、不倫の証拠があれば、慰謝料請求や離婚交渉を有利に進めることが可能です。
再度の不倫を防ぐため
再構築後もパートナーが不倫を繰り返す可能性に備え、証拠を持っていることで、再発防止のための抑止力となり得ます。また、同じ相手との不倫が継続していた場合、慰謝料請求の際に証拠として有力です。
心情的な安心感を得るため
不倫をされた側は、証拠を持っていることで心情的な安心感を得られることがあります。これは、もし再度裏切られた場合に備えて自己防衛の手段を持っているという心理的な安定に繋がります。
再構築を決めたからといって、将来にわたってその決断が持続するとは限りません。万が一の事態に備えて証拠を揃えておくことは、実際には不倫をしたパートナーへの信頼回復にも役立ち得るため、慎重に検討する価値があります。
もし証拠を検討している場合、探偵に依頼することで、パートナーに気付かれることなく、調査を行うことができます。費用はかかりますが、将来的なリスクを考慮すれば、証拠を手に入れておくことの価値は高いと言えるでしょう。
まとめ
再構築は、単に過去を水に流すことではありません。それは夫婦がお互いに向き合い、より強固な関係を築くための過程です。不倫の証拠を持つことは、その過程で起こり得るあらゆる状況に備え、あなたの法的な保護を確保するための重要なお守りです。
何かが起こってから騒ぎ立てても、その時に証拠を掴むことができない可能性があります。万が一のことを考えて行動することも必要です。